UCSSは、通信が速くて安定していることで人気のVPNサービスです。
ただし、快適に使うために「月ごとのデータ使用量」に上限が決まっているのが特徴です。
この上限を超えてしまうと、いつもの便利さが少し制限されてしまうことがあります。
この記事では、そんなデータ制限にぶつかったときでも、影響を最小限に抑えるための簡単な対策をわかりやすく紹介します。

UCSSの通信容量を確認する方法【まずは現状チェック】
まずは、自分がどれくらいデータを使っているかを確認してみましょう。
UCSSの公式サイトにログインすれば、現在の利用状況をかんたんにチェックできます。
今どのくらい使っているかを知ることで、無駄なく上手にデータを使うことができますよ。
以下の方法で通信量を確認できます。
公式サイトから確認する
まずはUCSS公式サイトにアクセスしてください。
右上にある三本線をクリックします。また、ログインをクリックします。

メニューが開いたら、一番下のログインをクリックします
UCSSに登録しているメールとパスワードを入力してログインしてください。

サービスの詳細をクリックします

ここから残りの通信量を確認できます

UCSSアプリから確認する
通信量はわざわざ公式サイトで確認しなくても、UCSSアプリであればすぐに確認できます。
こちらの方が簡単かもしれません。
UCSSアプリのトップ画面の右上の歯車をタップします

設定のページが開いたら、あなたのサービスをタップします

ここで通信量を確認できます

通信容量が上限に達したときに起こる「激重」症状
あれほど快適だったUCSSが、ある日突然、石のように重くなる……。
「管理画面の動作が異常に重い」 「サイトの表示に10秒以上かかる」 「画像がまったく表示されない」
もし、あなたが今まさにこの症状に見舞われているなら、プラグインやサーバーの不具合を疑う前に、真っ先に確認すべきことがあります。
それは、「UCSS 通信容量 上限」です。
多くの人が「UCSS 遅い 原因」と検索し、複雑な設定ミスやサーバーのスペック不足を考えがちです。しかし、私自身の経験上、その本当の原因は「通信容量の使い切り」であるケースがほとんど。
つまり、あなたの契約プランで定められた月間通信容量(転送量)を使い果たし、強烈な「速度制限」がかかっている状態なのです。
「もしかして、この重さ…速度低下は容量制限かも?」
まずは管理画面で現在の使用量を確認し、もし上限に達していた(または達しそう)なら、すぐに対策が必要です。
UCSSの通信容量を節約・対策する方法
フリーサーバーを活用して通信量を節約する
UCSSには、データ通信量を消費せずに使える「フリーサーバー」があります。
このサーバーを使えば、契約している通信量を減らさずに利用することができます。
動画を高画質で観るなど、速度が必要な使い方には向きませんが、
音楽を聴いたり、ちょっとしたネット検索をする程度なら問題なく使えます。
通信の速さは少し遅くなりますが、データ量を節約したいときにはとても便利です。

セカンドVPNを併用して安定した通信を確保する
UCSSの通信量を節約したいときは、安くて通信が安定している別のVPNを一緒に使うのもおすすめです。
動画を観たり、大きなファイルを送ったりといった通信量の多い作業を別のVPNで行えば、
UCSSのデータ消費を抑えることができます。
セカンドVPNとして人気が高いのは、「かべネコVPN」です。
料金も手ごろで、通信の安定性にも定評があります。
サーバー数
国数
44
4
同時接続
1台
サポート
メール
| プロトコルの種類 | OpenConnect, PPTP, L2TP, Trojan-GFW, IKEv2, shadowsocks | 
| データログ収集 | 個人情報保護方針あり | 
| ストリーミング対応 | Amazonプライム、Netflix、Hulu、DAZN、U-NEXT、Abema など  | 
| 対応デバイスOS | Windows, macOS, iOS, Android  | 
| 無料トライアル | 最大21日間無料 | 
「かべネコVPN」は、日本の会社が運営している安心感のあるVPNサービスです。
主な特徴と利点は以下の通りです。
- 使わなかった日数の自動繰り越し
- 旅行などで数日使わなかった場合でも、その日数分が無駄にならず、契約期間の最大50%まで自動で延長されます。
 
 - 2週間無料お試し
- 有料プラン申し込み前に、メールアドレス登録だけで2週間無料で利用できます。
 - 試用期間後、合わなければ解約手続きは不要です。
 
 - ネット規制が厳しい国への対応
- 中国などの国でも利用できるよう、最新の規制情報や回避方法を日本語で発信しているブログやX(旧Twitter)が人気です。
 
 - コストパフォーマンス
- 1年プランなら月額480円と抜群のコストパフォーマンスです。
 - UCSSと併用するセカンドVPNとしてもおすすめです。
 
 
通信容量制限に達したときの具体的な対処手順
UCSSが通信量の上限に達すると、サービスが停止されてしまいます。そうなると、フリーサーバーも使えなくなり、他のVPNサービスも登録していないとどうしようもなくなります。
この場合は、通信量をアップグレードすることによって、サービスを再開することができます。
UCSS公式サイトでサービスの詳細のページを開きます。
サービスの詳細の画面の左か下にある通信量の変更をクリックします

通信量を変更します

通信量を選びます

画面の指示に従って進めます

支払いに進みます

支払いを行います

通信容量の上限に達しないための予防策
私たち一般ユーザーが、気づかないうちに大量の通信容量を消費している原因は、ほぼ以下の3つに集約されます。
① 最大の敵:「動画」の自動再生と高画質視聴
最も容量を食うのが、YouTube、Netflix、TVerなどの動画ストリーミングです。
- 対策:
- 画質設定を「自動」や「1080p (HD)」から、「720p」や「480p (SD)」に下げる。スマホ画面なら、これで十分キレイに見えます。
 - UCSSに接続している時は、「なんとなく」動画を流しっぱなしにするのを避ける。
 
 
② 見えない消費:「アプリ」や「OS」の自動アップデート
スマホやPCは、あなたが寝ている間も「より便利に」なろうとして、裏側でアプリやOSのアップデートファイルを自動ダウンロードしています。これが非常に厄介です。
- 対策:
- iPhoneやAndroidの設定で、「アプリの自動アップデート」を「手動でアップデート」に変更する。
 - Windows Updateなども、UCSS接続中は停止するように設定しましょう。
 
 
③ 意外な大食漢:「ビデオ通話」と「ゲーム」
LINEやZoomでの「ビデオ通話」は、音声だけの通話に比べて何倍も容量を使います。また、オンラインゲームのアップデートファイルなども巨大です。
まとめ:通信容量を意識すればUCSSをもっと快適に使える
この記事では、UCSSが突然「激重」になるという最悪の事態について、その原因と具体的な対策を徹底的に解説してきました。
多くの場合、UCSSが遅い原因は複雑な設定ミスやPCの不具合ではなく、非常にシンプルな「通信容量の上限」です。
「何に」「どれくらい使っているか」を少し意識するだけで、UCSSはあなたの海外生活やネット活動を支える、最強のパートナーであり続けてくれます。


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