中国でVPNは必要?メリット・デメリットを管理人が初心者向けに徹底解説【2025年版】

中国に行く予定の人から「VPNって結局必要なの?」とよく相談を受けます。この記事では、“どんな人にVPNが必要なのか、そして不要なのか”を管理人の経験も交えて、初心者にもわかりやすく解説します。


目次

そもそも中国でVPNは本当に必要なのか?

中国でよくある「つながらない」ストレス

正直に言うと、管理人も最初は「まあWi-Fiつながれば何とかなるだろう」と軽く考えていました。でも、実際に中国に着いて最初の5分で気づきます。

Google → 開かない
LINE → メッセージ届かない
YouTube → 永遠に読み込み

これは本当にイライラしました(笑)。

いつも使っているこれらのサービスが使えないことがわかった管理人の絶望はいかに・・・

VPNが必要な人・不要な人の境界線

VPNが必要な人
VPNが不要な人
  • Google検索を使う
  • LINEで連絡する
  • YouTube / Instagram / X を使う
  • 日本の動画サービスを観たい
  • Gmailやクラウドを仕事で使う
  • Wechatだけ使えればOK
  • Bing検索で十分
  • 動画はYouku/Bilibiliで問題ない
  • ネット利用が非常に少ない

あなたも今、「自分はどっちだろう…?」と考えたかもしれませんね。


VPNとは?初心者向けにやさしく解説

当時は何もわかっていなくて、「VPNって危険なの?難しいの?」と不安だらけでした。でも実際はそこまで難しいものではありません。

VPNとは?
インターネットに“専用のトンネル”を作る仕組み。外部の制限や監視を避けて安全に通信できます。

VPNがインターネットの“専用通路”と言われる理由

中国のネットには“大きな壁(GFW)”があるため、普通の通信では日本のサイトに届きません。その壁を避けて日本にアクセスするのがVPNです。

VPNを使うと何が変わるのか?

  • Googleが普通に使える
  • LINEが届く
  • YouTubeが読み込める
  • 日本と同じアプリが開ける

つまり日本と同じネット環境に戻るということです。

一度は世界から隔絶された管理人でしたが、VPNを使うことでまた世界と繋がることができました(笑)


中国のネット規制(GFW)とは?VPNが使われる本当の理由

GFW(グレートファイアウォール)とは、中国政府が運用するインターネット検閲システム。GoogleやLINEなど外国サービスをブロックしています。

GFWで制限される代表的なサービス

  • Google全般(検索/マップ/Gmail)
  • LINE
  • YouTube
  • Instagram
  • Facebook
  • X(Twitter)

なぜ中国ではGoogleやLINEが使えないのか?

理由はシンプルで、外国の情報をコントロールするためです。そのため、日本と同じ使い方をしようとすると大きな壁にぶつかります。

Googleの画面は開けても検索ができなかったり、LINEのアプリ自体は開けるものの、メッセージを送信したり、画像を手軽に送れなかったりした時には困り果てたものです・・・


中国でVPNを使うメリット

日本と同じアプリが普通に使える

気晴らしにYouTubeを見たり、LINEで家族に連絡したり。VPNをオンにした瞬間、全部普通に使えるようになります。

日本の動画サービス(Netflixなど)も視聴できる

VPNがあれば、Netflix、Hulu、Amazonプライム、U-NEXTなども日本と同じアカウントで視聴できます。

動画サービスをしっかりと使えるVPNサービスを使う必要があるという前提はありますが、しっかりと選べば日本にいるのと全く同じように動画サービスを使うことができます。これがないと思うと、一体どうすれば良いのかわかりません・・・

フリーWi-Fiでも安全性が高まる

空港やカフェのWi-Fiは正直かなり危険です。VPNを使うことで、通信が暗号化されて盗み見が防げます。


逆に、中国でVPNを使わなくてもいいケース

WechatやBing検索で満足できる人

中国の生活はWechat中心。Googleが使えなくても困らない人はVPNを必要としません。

ネット利用が少ない・検索をほとんどしない人

観光メインで、調べ物はホテルだけ…という人もVPNなしで過ごせます。


中国で使うVPNの選び方(初心者向け)

中国で安定するプロトコルとは?

プロトコルとは?
VPNがサーバーと通信するための「接続方式」。
中国では「OpenVPN」や「WireGuard」が安定しやすい傾向があります。

管理人も「Aが良いと思ったけど、Bの方が安定した」という経験が多くあります(笑)。

ある接続の仕方は不安だったり、時々つなげないということがあったり、そもそも設定の段階で何だかうまくいかなかったりすることがあったものの、他の接続方法を使うとバッチリ使えるということがありました。

サーバー数より「実際につながるか」が重要

海外VPNでは「サーバー数が多い=良い」という宣伝がありますが、中国ではほとんど意味がありません。

大事なのは“安定してつながる日が多いか”です。

無料VPNの危険性と初心者が避けるべき理由

無料VPNは、データの盗難や広告追跡の危険性が高く、中国では特におすすめできません。

中国で無料VPNだけは絶対に使わないでください。


管理人が実際に中国でVPNを使って気づいたこと

VPNがある日常と、ない日常の差

VPNが無いと、日本のサービスがほぼ使えません。SNSも連絡も止まってしまい、かなりのストレスになります。

端的に表現すると、基本的に日本にいる時に使えるサービスが全く使えなくなる、ということです。

接続が不安定な時に試した対処法

  • 日本→韓国サーバーに変更
  • プロトコルを変更(OpenVPN → WireGuard)
  • アプリを再インストール
  • 4G → Wi-Fiに切り替え

結局、安定したのはどのVPNだったのか? 答え:UCSS

管理人もたくさんのVPNサービスを試してきましたが、最終的に生き残ったのはUCSSで、これが最も安定していました。


よくある質問(FAQ)

Q. 中国でVPNを使うのは違法?
A. 個人利用の範囲では処罰された例はほぼありません。

Q. どのVPNでも使える?
A. いいえ。中国向けに調整されたVPNでないとつながりません。

Q. スマホだけで設定できる?
A. もちろん可能です。初心者でも5分ほどで終わります。


最後に:中国でVPNは必要か?管理人の結論

日本のサービスを普通に使いたいならVPNは必須。
中国ローカルの生活で十分ならVPNは不要。

あなたが中国でどんな生活をしたいか? その答えが、そのままVPNの必要・不要に直結します。

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