
中国などからどこでも日本と同じ通信環境を手に入れられると評判の良いUCSS。インターネットの制限が厳しいところでも観たいコンテンツを楽しめます。
2025年9月からプランの名称が新しくなります。どこよりも早く更新点をお知らせします!
そもそもUCSSってどんなサービス?という方は以下のリンク先をまずご覧ください。

この記事では、主にUCSSの料金プランについてご紹介します。
UCSSのプランについて
UCSSの料金プランはいくつかあります。VPNを何に使いたいのか、契約期間、通信量をどれぐらいにするかによって、料金が違ってきます。
もし中国から日本と同じような環境でインターネットを使いたい!ということであれば、Standardを選択しておけば間違いありません。
でも、UCSSはちょっと高いから・・・そう感じる人も多いようです。また、自分がやりたいことが本当にできるのか、そんな不安を持つ方もいることでしょう。
だがしかし!UCSSは高品質なサーバーを使っているため、快適にインターネットを使うことができます。そのため、多少価格が張るというのも仕方ないとも言えます。
プランの全体は以下の通りです。
プラン名 | プランの期間 | 通信量/月 | 料金 | お得度※ | 中国での使用 |
---|---|---|---|---|---|
Standard | 3ヶ月 | 50GB 100GB 200GB 300GB 400GB 500GB | $36 $49 $84 $126 $168 $210 | (基準) 約32%お得 約42%お得 約42%お得 約42%お得 約42%お得 | |
12ヶ月 | 50GB 100GB 200GB 300GB 400GB 500GB | $108 $147 $252 $378 $504 $630 | (基準) 約32%お得 約42%お得 約42%お得 約42%お得 約42%お得 | ||
Lite | 1ヶ月 | 200GBの高速データ通信量 (通信量無制限) | $29 | – | |
Pro | 3ヶ月 | 50GB 100GB 200GB 300GB 400GB 500GB 1000GB | $118 $224 $424 $636 $848 $1060 $1904 | (基準) 約5%お得 約10%お得 約10%お得 約10%お得 約10%お得 約19%お得 | |
Team | 3ヶ月 | 1000GB 2000GB 3000GB | $447 $672 $897 | (基準) 約25%お得 約33%お得 | |
グローバルエッジ | 1ヶ月 | 200GB 500GB 1000GB | $15 $30 $45 | (基準) 約20%お得 約40%お得 | |
3ヶ月 | 200GB 500GB 1000GB | $40 $80 $120 | (基準) 約20%お得 約40%お得 | ||
12ヶ月 | 200GB 500GB 1000GB | $120 $240 $360 | (基準) 約20%お得 約40%お得 |
プランの期間がより長い方が、また、通信量がより多い方が、お得に使うことができます。
お得度が少しだけアップする通信量があるようです。もし通信量をどれぐらいにしようかと迷っている場合は、このお得度も少し判断基準に含めることができるかと思います。
ではそれぞれのプランにどのような特徴があるのかチェックしてみます。
Standard【長期利用・ガシガシ使いたい人にオススメ】
名前からもわかるように、UCSSのプランで、一番スタンダートなもの。速度制限もなく、自分が使う分のプランを選ぶことができます。(50GB/月〜)2ヶ月から1年、またはそれ以上中国に滞在する人は、このプランを選んでおけば間違いなし。結果一番安く済むと思います。
Standardプランは3ヶ月からですが、例えば2ヶ月しかいない、という場合でもこちらを選んだ方が割安になります。Liteプランだと1ヶ月29ドルなので、2ヶ月使うと58ドルになってしまいます。Standardの3ヶ月プランなら36ドルで済みます。
上記の一覧表からもわかるように、このプランは割引率も高く、特別な理由がない場合は、このプランを選んでおけば大丈夫うです。
特別な理由というのは、例えば1ヶ月未満使いたい場合や、通信量を制限なく使いたい場合、同時に大人数で使いたい場合などが当てはまると思います。
このプランは、中国からしか使えません。日本で接続できるか試してみよう、ということもできません。
同時に接続できるのは3台のみです。最低3ヶ月から。
Lite【中国での短期利用にオススメ】
中国に旅行に行くときや、短期の出張などで利用する場合は、こちらのLiteプランがおすすめです。
このプランはStandardプランといくらか違うところがあります。
以下の一覧をご覧ください。
比較項目 | Standardプラン | Liteプラン |
---|---|---|
料金 | $36〜 | $29 |
選べる国数 | 16カ国以上 | 6カ国 (日本、韓国、香港、米国、シンガポール、タイ) |
ストリーミングサービスの対応 | 確認できる限り全てのサービスに対応 | メジャーなものが対応 |
通信量 | 契約した通信量が上限 | 無制限 (200GBの高速データ通信、その後は通信速度が落ちるが無制限) |
同時接続数 | 3台 | 2台 |
長期割引 |
主に注意したいのは、選べる国の数が違います。ただし、日本から中国に旅行・出張に行ったりする場合は、基本的に日本のサーバーを使って、日本と同じような通信環境を得たい、というのが主な目的だと思うので、国数が少なくても問題ないと思います。
次に、同時接続台数も2台のみです。つまり、VPN接続アプリでオンにできるのが2台まで、ということです。アプリをインストールしてすぐ使えるようにしておくだけなら、この同時接続には含まれないので、スイッチを切り替える手間が増える、というぐらいでしょうか。
最後に通信量の違いです。これは使用する環境などによっては、大きな違いになります。
Liteプランは200GBの高速データ通信があり、それを使い終わると通信速度が落ちるが通信できる、という感じになります。こちらについては通信量は無制限なので、通信量を気にすることなく使うことができます。
この通信速度が落ちる、というのが肝になります。公式のプランの選択画面の注意事項のところで少し小さくこのように記載されています。
通信量の使用に関してはフェアユースポリシー(FUP)が適用されます。詳しくはFUPをご確認ください。
つまり、200GBを超えると、通信速度が5Mbps以下に制限されるものの、引き続きVPNを使用することができる、ということになります。このプランを選択する人は通常1ヶ月以下の滞在になると思うので、その間に200GBを使い切るというのは、よっぽど高画質で動画を毎日見る、という人でもないと使い切ることはないのではないかと思います。
ちなみに、YouTubeで高画質(1080p)で1時間動画を視聴すると、約2.2GBになり、200GBあれば、90時間は視聴できます。旅行中、仕事中にそんなに観ることはないと思うので、問題なさそうです。
ただし、もちろん使用環境は人それぞれだと思いますし、例えばデバイスのOSのアップデートなどで数十GB一気に使う、ということもあるので、この限りではありません。
結論的には、1ヶ月以下であればこちらを選んでおけばリーズナブルですし、高速な通信量もStandardプランよりもはるかに多いので、こちらがオススメです。
このプランも中国でしか使えません。
Pro【とにかく高速通信をしたい人にオススメ】
こちらは元々のLow Pingプラン、と言われていたプランになります。主にゲーム、オンライン会議、ライブストリーミングでより良い通信環境が必要、という方はこちらを選ぶととても快適になります。
Pingというのは、簡単にいうと、通信の応答速度のことです。この数値が低ければ低いほどサクサク通信できる、という感じです。また、通信も安定するので、例えばZOOMなどの会議で遅延が生じにくくなります。
金融機関で使われているような堅牢な国際専用回線を使っているので、これ以上の安全、安定はない、というプランになります。
ただ、お値段がかなり張ります。例としてZOOMについて挙げましたが、普通に使うのであれば、Standardプランで全くもって問題ありません。これは実際に管理人が中国でStandardプランを使ってZOOM会議を行って、問題なかったので言い切れます。
こちらのプランを選ぶのは、低遅延の環境でゲームをしたい、という方に向いているのではないかと思います。
ここまで低遅延の回線を提供しているところはそもそもありません。そしてStandardプランよりは高いとはいえ、これほど上質な回線であれば、この価格帯でも納得できるほどのものです。それほど、この回線は良いものだということになります。
もちろんUCSSでは、ゲーム専用回線ということを謳っているわけではありませんが、低遅延な環境が必要なゲームにかなり向いているのではないかと思います。管理人はやりませんが、FPSやライブ配信などにかなりの効果があると思います。
最後に使い方として、普段のインターネットを使うだけなら、オーバースペックだと思うので、Standardプランなどと併用するのが良いのではないかと思います。普段はStandardプランを使って、ゲームをする時にはProプランに切り替える、といった具合です。そうすれば、通信量を節約しつつ、低遅延で、最高速度の回線を快適に使えます。
こちらも中国専用です。中国以外の地域からの接続は保証されていません。
また、申し込み、支払いをしてから審査を経て、使用できるようになります。通常24時間以内には審査が終わります。
Team【大人数で使う人にオススメ】
こちらはProとはまた違う用途のプランです。基本的に大人数で同じVPNを使用することを想定して作られているプランのようです。主な点は、全サーバーへ規制の影響を受けない国際専用回線を使っていることや、バックアップ用のサーバーがあること、固定IPのサーバーがあることや、通信量が1TB(1000GB)から選べること、同時接続台数は制限無し、ということになります。
例えば中国の会社の事務所などのルーターに設定しておいて使う、といったことが使用用途して考えられます。その場合は、同時に接続する台数も多くなるでしょうし、会社へのサーバーに接続する際にも、セキュリティー上、固定IPでないとならない、といった需要が考えられるからです。
UCSSでは、以前はカスタムプランがあり、細かなオーダーをして設定してもらって使用する、という形だったようですが、多くの企業などが求めるものがヒアリングされた結果、このTeamプランになったのではないかと思います。
多くの人にとっては関係ないプランだと思いますが、会社事務所などで使用したい、という場合についてはこちらのプランを使用すると、仕事上で使う安全な回線を比較的安価に設置することができると思います。
本格的な回線の導入にはお金や設置工事などの時間や、建物管理業者への許可なども必要となり、複雑な手続きが多くなりますが、こちらの方法であれば、対応しているルーターなどがあれば、すぐにでもこうした環境を手に入れることができるので、とりあえず仕事で使う安全な通信環境が欲しい、という状況であれば、こちらのプランがオススメです。
その後必要に応じて、事務所に専用回線などを引くことを検討するのもありだと思います。
グローバルエッジ【中国以外のところで使う人向け】
こちらはUCSSの中で唯一中国以外の場所で使うためのプランです。また通信量は200GB/月から選べるので、他のプランとここも違います。中国以外の場所で使う場合は、これ以外の選択肢はないので、こちらの一択になります。
他の中国専用プランと比べて価格が安いので、とりあえずこれでいいか、と思って契約したら繋がらなかった、ということがあり得ます。しかし、グローバルエッジは中国では使えないので、この点だけ注意してください。
くどいようですが、グローバルエッジは、中国では使えません!
通信量を少しでも使ってしまうと返金対応してもらえないので、用途をしっかり確認した上で契約してください。
通信量の選び方
おそらく多くの人が購入するであろうStandardなどでは、通信量を選ぶ必要があります。
でも、普段日本だと通信量を気にすることは少ないかもしれません。それで、自分はどれぐらいの通信量があれば良いんだろう、そんなふうに思うかもしれません。
ここではそうした疑問を解決していきます。
Standardは50GB/月からスタートしますので、この最低ラインで説明してきます。
このプランを選ぶと、1ヶ月(契約をした日が起点となり、そこから1ヶ月後の次の更新日まで)50GBを使うことができます。
一番少ない通信量なので、ぱっと見それほど多くないように思えますが、かなり多くのことができます。
SNSやメール、ネットサーフィン、短時間のオンライン会議など、こうしたことの日常使いであれば、使用する通信量はそれほど多くありません。
気をつけないといけないのが、YouTubeなどの動画の視聴です。これは長時間視聴するとかなりの通信量が必要になります。気をつけるのは以下の点です。
・高画質での視聴
・長時間の視聴
例えばYouTubeで標準画質(480p)であれば、1時間動画を視聴すると、約0.5GB、
高画質(1080p)で1時間動画を視聴すると、約2.2GBが必要です。実に4倍になります。
このようにちょっとだけ画質を下げて(480p)毎日2時間の視聴であれれば、ギガ数は十分足ります。
そして当たり前ですが、長時間視聴するとそれだけ通信量が増えますので、注意が必要です。理論上、低画質(360p)であれば、毎日3時間強視聴しても大丈夫です。ただ、360pだとかなり粗い画質なので、大きな画面で見るとちょっと厳しいかもしれませんね・・・
UCSSでは通信量の制限があるので致し方ありませんが、実は抜け道もあります。それはまた別の記事で説明します。
そして、通信量は後からでも増減できるので、とりあえず上記のことを意識して、50GBを使ってみる、というのが良いと思います。50GBでも意外に使い切らない、というのが管理人の個人的な感想です。
通信量を迷った場合は、とりあえず50GBにしておけば大丈夫です。あとで必要に応じて増やしましょう。操作自体は簡単です。
カスタマイズについて
特定の環境が必要な場合があるかもしれません。例えば、同時接続数を増やしたい場合や、固定IPが必要な場合などです。その場合は、対応するプランを購入することもできますが、自分が使いたいプランにオプションのような感じで追加してもらうことができます。こちらは、UCSSの日本語サポートに連絡することが必要です。
カスタムプラン・・・例えばStandardで、500GB以上使いたい場合は、サポートへ連絡すればカスタムプランを作ってもらえます。ただし、カスタムプランをオーダーできるのは、1TB(1000GB)以上です。
例えば500GBだとちょっと足りないから、700GBにして欲しい、とかは残念ながらできないようです。この場合は、もう一つ新規でプランを申し込んで使うと良いと思います。500GB+200GBのStandardプランを使う、という感じです。
固定IP・・・必要であればサポートに連絡すると対応してもらえます。1固定IP(共有固定IP)毎に10USD/月で対応してもらえるようです。(価格は異なる場合がありますので、UCSSの日本語サポートに直接お問い合わせください)
同時接続台数を増やす・・・契約プランに対し1台当たり6USD/月で追加可能なようです。こちらも直接UCSSに確かめてください。デバイスが多く、接続アプリでのスイッチのオンオフが面倒、という方はこのオプションをお願いすると楽になるかもしれません。
通信量のリセット・・・1ヶ月分の通信量を払うと1回通信量をリセットしてもらえます。ただし、これはあくまで緊急手段で、一度しか使えないようなので、いつも使えるわけではないのでご注意ください。
プラン選択についてのまとめ
いかがだったでしょうか。ちょっと複雑に感じるプランかもしれませんが、結局はほぼStandard一択、という逆にとてもシンプルな結論です。あとは通信量を選ぶわけですが、こちらもとりあえず50GBにしておけばOK。
ということで、Standard/50GBというのが最終的な候補になると思います。
結論はとてもカンタンなものになりました!
そして他の企業のサービスにはあまりない、細やかなカスタマイズもできちゃうUCSSの対応力にも注目しました。
もしどのプランにしたら良いかわからない、という方はぜひこの記事を参照して、ご自分にとってベストなプランを見つけられますように!
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