無料VPNは危険?安全?初心者のために管理人が“本当のところ”を解説します

「無料VPNは危ないって聞くけど、本当なの?」 この記事は、VPN初心者の不安を解消するために、管理人が実体験と調査を元にかんたんに、わかりやすく解説します。

無料VPNのメリデメはもう知っているよ、という方は下記の記事をご覧ください。

目次

無料VPNが「危険と言われる理由」とは

正直に言うと、管理人も最初は「無料で十分では?」と思っていました(笑)。でも実際に試してみると、無料VPNには避けられないリスクがあることがわかりました。以下で順を追って説明します。

VPNの仕組み

VPNは「暗号化されたトンネル」を作り、第三者が通信内容を読めないように守る技術です。安全性は暗号化方式通信プロトコルで大きく変わります。

用語解説
・暗号化方式:データの守りの強度(例:AES-256 が推奨)
・プロトコル:通信方式(WireGuard / OpenVPN が安全性が高い)

無料VPNの技術的な弱点

  • 暗号化が弱い、または非公開:「AES-256」ではなく古い暗号を使っている場合がある。
  • 古いプロトコル:PPTP など脆弱性が指摘されている方式の採用例がある。
  • 共有IPの乱用:多くのユーザーが同じIPを使うため、サービス側にブロックされやすい。

無料VPNはなぜ“無料”で提供できるのか

VPNサービスにはサーバー維持や人件費などコストがかかります。無料で提供している場合、別の場所で収益化していることが多く、代表的なものは:

  • 利用者データの広告会社への販売
  • アプリ内広告やリダイレクト
  • 利用ログの収集・販売

「無料=無料で提供する理由がある」ことを常に頭に入れておきましょう。

管理人が実際に無料VPNを試して感じた不安点

動画を見ている途中で急に接続が切れ、Googleのログインが弾かれた時は本当に焦りました。まさかVPNが原因とは思わず…。完全に自分の確認不足でした。

無料VPNのリスク① — 通信の中身が見られる可能性

VPN自体は「安全に通信するための技術」ですが、重要なのは「誰がそのVPNを運営しているか」。運営者が不明確だと、通信内容やアクセス履歴を第三者が把握できるリスクがあります。

1. ログ問題(国の法律で危険度が変わる)

VPN会社の本拠地の法律により、ログ保存や当局提出の義務があります。特に「5 Eyes/14 Eyes」と呼ばれる監視同盟は影響が大きいです。

用語解説
ログ:とは、いつどのサイトにアクセスしたか等の記録のこと。これが保存・販売されるとプライバシーが侵されます。
5 Eyes/14 Eyes :複数国の情報共有協定。加盟国のVPNは当局からログ提出を求められる場合があります。

2. 無料VPNが遅い理由(技術的背景)

  • サーバー数が少ない=混雑して遅い
  • 帯域制限により意図的に速度を絞っている
  • 暗号化処理の最適化が甘く、処理に時間がかかる

速度が出ない場合は Speedtest などでまず計測しましょう。

3. 動画サイトでブロックされる理由(IP監視)

Netflix・YouTube などは VPN のIPを監視しています。無料VPNはIPを多人数で共有するため、ブラックリスト入りしやすく、視聴できない・画質が落ちるといった問題が起きます。

VPNの管理者には“どこまで”見えるのか

管理者はあなたがアクセスしたサイト、通信量、接続時間などを記録(=ログ)できる設計です。信頼できる運営会社なら問題ありませんが、無名の無料サービスでは注意が必要です。

無料VPNのリスク② — アプリの権限要求が不自然に多い

無料VPNの中には、写真や連絡先、通話履歴など、VPNとは無関係な権限を要求するアプリが存在します。これらの権限は個人情報を容易に取得できるため、非常に危険です。

  • アプリに必要以上の権限があるか確認する
  • 権限が疑わしい場合はインストールしない

管理人が遭遇した、妙に怪しい権限要求

通話履歴へのアクセス”を求められた時は、さすがにゾッとしました。VPNに通話履歴なんて必要ないですよね?

無料VPNのリスク③ — 暗号化されていない場合がある

暗号化されていない接続は同じWi-Fi上の第三者に通信内容を覗かれる可能性があります。無料VPNの中には暗号化が甘い、あるいは無いものも報告されています。

暗号化されないとどう危険なのか

分かりやすく言えば、暗号化ありは「服を着て外出」、暗号化なしは「全裸で外出」するようなものです。重要な情報(クレジットカード等)は絶対に送信しないでください。

無料VPNのリスク④ — サイバー攻撃の標的になりやすい

無料VPNは運営体制やセキュリティが弱いことが多く、攻撃者に狙われやすい傾向があります。知らないうちにマルウェアの拡散や、不正アクセスの踏み台にされる恐れも。

初心者が特に気を付けるべき点

  • フリーWi-Fiで無料VPNを併用して安心してはいけない
  • 個人情報を送るとリスクが倍増する
  • 不審な挙動があればすぐに切断・アンインストールする

無料VPNと有料VPN、どちらを選ぶべき?【初心者向け比較】

項目無料VPN有料VPN
価格無料月額数百〜千円
安全性低い高い
速度不安定安定
サポート基本なしあり

無料VPNが向いている人・向かない人

  • 向いている:試しに少し使いたい、個人情報を扱わない短時間利用
  • 向いていない:個人情報を扱う人、海外滞在・出張・中国渡航者

無料VPNを“絶対に使うべきでない”ケース

次の用途では無料VPNは禁止レベルで避けてください。

  • 会社や仕事用アカウントにログインする時
  • クレジットカードの決済・銀行関係
  • クラウドへの重要データのアップロード
  • 中国など強い規制国での通信

仕事や金融関係で無料VPNを使うのは完全に危険です。

有料VPNが安全な理由(技術的メリット)

  • AES-256 による強力な暗号化
  • WireGuard / OpenVPN の採用で安定・高速
  • 大量のサーバー保有により混雑しにくい
  • ノーログ監査を第三者機関が実施
  • 返金保証・サポート対応が手厚い

用語解説
WireGuard:高速で安定。最近の主流。
OpenVPN:信頼性が高い定番。

安全な無料VPNを選ぶためのチェックリスト

  • 管理会社の名前・所在地が明記されているか
  • プライバシーポリシーが明確か(ログの扱い)
  • アプリ権限が過剰ではないか
  • ユーザーレビューや第三者の調査があるか

チェックリストを満たしていない場合は避けるのが無難です。特に管理者が不明なものは避けましょう。

VPNは初心者でも「高速道路のイメージ」で理解できる

VPNを高速道路に例えると、管理がしっかりした有料VPNは整備された有料道路、無料VPNは柵が壊れたフリーの抜け道のようなイメージです。管理者が信用できるかどうかが最重要です。

管理人が最初に誤解していたこと

当時は「VPNは全部同じだろう」と思い込んでいました。結果として接続トラブルや個人情報流出のリスクを甘く見て失敗した経験があります。

無料VPNは危険性を理解した上で使うべき

無料VPNを使うなら「なぜ無料か」を理解し、絶対に重要な通信には使わない管理人は実体験を通してそう結論づけました。

無料VPNを使う前に絶対知っておきたい3つのこと

  • 管理会社が不明なサービスは避ける
  • 個人情報・クレジットカード情報は絶対に送らない
  • 重要な通信は有料VPNを使う

管理人が最終的に選んだ“初心者向けに安定したVPN”

無料で失敗した経験の後、管理人は有料VPNに切り替えました。結果、ストレスが激減し作業効率も上がりました。
3つほどの有料VPNをお勧めしておきます。

UCSS|在住者から最も信頼される“鉄板VPN”

はっきり言います。UCSSは強い。めちゃくちゃ強い。 YouTube・LINE・Instagramなど、日常で使うアプリはほぼストレスゼロ。速度も安定していて、動画会議やオンライン授業も問題なし。

中国で一番使っているVPNです。安定感があり、信頼できるサービスです。

■ UCSSのメリット

  • とにかく安定(規制期でも繋がる)
  • 日本語サポートが速い
  • アプリがシンプルで初心者も使いやすい
  • ほぼ全ての日本の動画サービスに対応

■ UCSSのデメリット

  • 料金が高め
  • 月の通信量に上限あり
  • 無料お試しなし

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※日本人スタッフのサポートあり

1coinVPN|コスパ最強&高速回線

「いや、これ本当にワンコインでいいの?」と思うほど優秀。専用線、高速回線、Hysteria2対応で、UCSSと同レベルの速度を出します。結局、管理人の周辺でも「UCSS+1coinVPNの2本持ち」が増えています。

UCSSは通信量の制限があるので、それがなくなった時、次の更新日まで困った・・・そんな時にこちらを使えます。

■ 1coinVPNのメリット

  • 月500円台〜と圧倒的に安い
  • 高速&安定(動画も会議も余裕)
  • 通信量がとにかく多い(1500GBなど)
  • 無料お試しあり

■ 1coinVPNのデメリット

  • アプリがやや不安定な端末がある
  • 初期設定が少しだけ手間

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かべネコVPN|サブ回線として最強の安心感

正直言ってメインにする必要はありません。しかし「1つだけだと不安」という人なら絶対に持っておくべきVPN。ポイント制なので、使わない日はポイント消費ゼロ → 実質1年半使えるという驚異的なコスパが魅力。

■ かべネコVPNのメリット

  • つながりやすさに強み
  • 混雑時間帯でも比較的安定
  • ポイント制で激安
  • 最大21日無料お試しあり

■ かべネコVPNのデメリット

  • 速度はUCSS・1coinVPNより落ちる
  • 手動設定が必要な場合あり

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まとめ

無料VPNは「手軽さ」という魅力がある一方で、見えないコスト(プライバシーや安全性)を負う可能性があります。まずはこの記事のチェックリストを使って判断してください。安心してネットを使うための第一歩になります。

重要な通信・海外滞在には有料VPNを検討してください。迷ったら「サポートのある」「ログを取らない」と明記されたサービスを選ぶのが安心です。

(この記事は管理人が実体験と公開情報をもとに作成しています。情報は定期的に更新予定です。)

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