国慶節の連休が、もうすぐそこまで来ていますね。中国の国内を移動する人、日本から中国へ向かう人、一時帰国してまた戻る人。この時期は、いつもと違う場所でスマホを開く場面が一気に増えます。
そこで困るのが「向こうに着いてからVPNを何とかしよう」と考えていたケースです。中国に入ってからだと、VPNのアプリを入れる・申し込む・ログインする、のどれかで止まることがあります。連休の真っ最中にそれが起きると、落ち着いて調べる時間もなかなか取れません。
この記事では、出発前の数日でできる準備を、7つのチェック項目にまとめました。スクリーンショットで保存して、荷造りのついでに1つずつ潰していってください。すでにVPNを持っている人向けに、「予備をもう1本持つか」の考え方も最後に書いています。
2026年の中秋節・国慶節はいつ?まず日程を確認
先に、今年の休みの並びを整理しておきます。2026年は中秋節と国慶節が近く、間の平日をはさんで連休が2つ続く並びです。
| 区分 | 日付 | メモ |
|---|---|---|
| 中秋節の休み | 9月25日(金)〜27日(日) | 3日間 |
| 国慶節の休み | 10月1日(木)〜7日(水) | 7日間 |
| 振替出勤日 | 9月20日(日)・10月10日(土) | この2日は出勤日 |
出典:中国国務院弁公庁「2026年の一部祝日の休暇に関する通知」(国办发明电〔2025〕7号、2025年11月4日公布、中国政府網)
間の9月28日(月)〜30日(水)の3日間に休みを取ると、9月25日から10月7日まで最大13連休になります。日本のインバウンド業界向けメディアでも、この「有給3日で最大13連休」という並びが紹介されていました。
つまり、9月25日から休みに入る人もいて、移動が始まる時期です。「国慶節は10月1日から」と思って準備を後回しにしていたなら、今日のうちに済ませてしまうのが安全です。
管理人なら、出発の2〜3日前には下の7項目を終わらせておきます。前日だと、どれか1つでつまずいたときに立て直す時間が残らないからです。
なぜ「連休の前」にVPNを準備しておくのか
結論から言うと、中国に入ってからでは、VPNを「用意する」ための道そのものが開かないことがあるからです。
もし「VPNなんて現地で繋がらなかったら、そのとき入れればいい」と思っていたなら、その前提はいったん置いておいてください。日本にいればすぐ終わる作業が、中国の中からだと手順の途中で止まってしまうことがあります。
スマホやパソコンの通信を、海外にある別の出入り口を経由させる仕組みです。中国の中からだと開けないLINEやGoogleなどのサービスに、日本にいるときと同じようにつなぐために使われます。イメージとしては「塞がれた道の横に、自分専用の抜け道を1本通しておく」感じです。
中国に着いてからだと、ここで止まりやすい
止まりやすい場所は、だいたい次の3つです。
1つ目は、VPNの公式サイトそのものが開けないこと。申し込みも、アプリのダウンロードも、公式サイトを経由します。その入口が開かなければ、どれだけ急いでいても先に進めません。
2つ目は、アプリを入れる場所が使えないこと。Androidの場合、中国の回線(現地SIMやホテルのWi-Fiなど)からは、Google PlayはVPNなしでは開けません。UCSSのAndroid用アプリは、そもそもGoogle Playではなく公式サイトのマイページから入れる仕組みです。
iPhoneでも、中国のApple IDで作ったアカウントでは海外のVPNアプリの多くが扱われていません。
3つ目は、ログイン情報やメールが確認できないこと。パスワードを忘れて再設定しようにも、確認メールが届くGmailなどが、中国の回線からは開けない、ということが起きます。「VPNにつなぐためのパスワードを、VPNがないと確認できない」という堂々巡りです。
連休だから余計に困る理由
ここで一つ、正直に書いておきます。「国慶節の時期はVPNの規制が強まる」という話をネットでよく見かけます。2019年の建国70周年の前には、国外サイトにつながりにくくなったという報道もありました。
ただ、毎年の国慶節に決まって規制が強まることを示す政府の発表やデータは、管理人は確認できていません。なので、この記事では「規制が強まるから準備しよう」とは言いません。
それでも準備をすすめるのは、VPNはこちらが何も変えていなくても、急に繋がりにくくなることがあるからです。それが平日の自宅なら、落ち着いて調べて直せます。でも連休の移動中、ホテルのWi-Fiや慣れない回線の上で起きると、原因を探す余裕はほとんどありません。
準備の目的は、トラブルをゼロにすることではありません。「起きても、その場で次の手が打てる状態」にしておくことです。

【スクショ保存推奨】出発前にやっておく7項目チェックリスト
ここがこの記事の本題です。上から順に、終わったものにチェックを入れていってください。画面をスクリーンショットしておけば、現地でオフラインでも見返せます。
連休前 VPN準備チェックリスト(2026年国慶節版)
①使う端末すべてにVPNアプリを入れた
②日本(出発前の場所)で、一度「接続」まで確認した
③ログイン用のメールアドレスとパスワードを、オフラインで見られる場所に控えた
④申し込みページ・マイページ・「公式サイトが開かないとき」の案内をブックマークした
⑤契約の有効期限と、通信量の残りを確認した
⑥アプリとスマホのOSを、Wi-Fiにつないで最新にした
⑦繋がらなくなったときの「予備の手段」を決めた
1つずつ、なぜ必要かを短く補足します。
①②アプリは「入れた」だけでは終わらない
アプリを入れて満足してしまうのが、一番ありがちな落とし穴です。接続ボタンを押して、実際にLINEやGoogleが開くところまで確かめて、初めて準備完了です。
設定でつまずきそうに見えても、安心してください。UCSSの場合、公式アプリを入れて、契約したときのメールアドレスとパスワードでログインする形です。端末ごとの手順は、画面つきでこちらにまとめています。
- Androidの人は出発前にスマホの設定を終わらせる手順(Android)
- iPhone・iPadの人はiPhoneでの設定を画面つきで確認する
- パソコンも持っていくならWindowsの設定・Macの設定

パソコンでこのページを見ている人は、下のQRコードをスマホで読み取ると、同じページをスマホでも開けます。
パソコンの設定画面を開いたまま、手順はスマホで見ながら進められます。

③ログイン情報は「紙かスクショ」で持っていく
パスワードをブラウザに覚えさせているだけだと、別の端末やアプリから入るときに思い出せません。UCSSの場合、アプリのログインにも同じメールアドレスとパスワードを使います。
メールアドレスとパスワードを、オフラインでも見られる場所に控えておきます。スクショで残す場合は、他人に見られない場所に保存してください。
④ブックマークは「開かなかったとき用」まで
中国に入ってから公式サイトを開こうとしても、開けないことがあります。UCSSの場合は、申し込みページ・マイページ・「開かないときの案内」の3つを、日本にいるうちにブックマークしておくのがおすすめです。
ただし、申し込みページとマイページは中国からだと開けないことがあります。中国から開くときの入口(アドレスバーに undercurrentss.biz/jp/ と直接入力)も、あわせてメモしておきましょう。
リンクは、このあとの一覧表にまとめています。それでも開かないときに別の入口を探す手順は、次の記事にまとめています。こちらも一緒に保存しておくと安心です。

⑤有効期限と通信量は、連休中に切れないか
連休の途中で契約が切れると、更新のために公式サイトを開く必要が出てきます。それが中国の中からだと、④で書いたとおり手間取ることがあります。
通信量も同じです。UCSSのStandardプランは、月ごとの通信量が決まっています。連休中に動画を多く見る予定があるなら、残りに余裕があるか出発前に確かめておきましょう。
プランごとの通信量や料金の違いは、次の比較記事で確認できます。

⑥アップデートは日本のWi-Fiで済ませる
アプリやOSの更新は、ファイルが大きいことがあります。現地のホテルのWi-Fiで始めると、途中で止まって余計に時間がかかることも。出発前に、つながりの安定した回線で済ませておくのが無難です。
⑦予備の手段を「決めておく」
最後の項目だけは、人によって答えが変わります。VPNを2本持つのか、スマホの回線を切り替えて様子を見るのか、それとも「数時間なら待つ」と割り切るのか。これは後半の「2本持ち」の章で詳しく書きます。
④で挙げたブックマーク先を、一覧にしておきます。出発前にリンクの3つを開いてブラウザに保存し、最後の行のアドレスはメモしておきましょう。
| ブックマークするページ | リンク | 使う場面 |
|---|---|---|
| 申し込みページ | 申し込みページを開く | まだ契約していないとき・プランを追加するとき |
| マイページ・サポート(ログイン・問い合わせの入口) | マイページ・サポートを開く | 設定ガイド・問い合わせ |
| 公式サイトが開かないときの案内 | 開かないときの案内を見る | 公式サイトや申し込みページが開かないとき |
| 中国から公式サイトを開くとき | アドレスバーに undercurrentss.biz/jp/ と直接入力 | 中国に入ってから上の2つが開かないときに試す(開ける場合があります) |
まだVPNを用意していない・今のVPNに不安がある場合
ここまで読んで「そもそもVPNをまだ持っていない」「今使っているものが連休中もつか心配」という人もいると思います。出発まで日がないなら、日本にいるうちに申し込みと接続確認まで終わらせてしまうのが一番確実です。
管理人が中国向けに候補として挙げやすいのはUCSSです。中国での利用を前提に作られていて、日本人スタッフによる日本語のサポートがあります。ただし、料金は格安のVPNより高めで、無料でお試しできる期間はありません。返金については、公式のよくある質問で「利用規約に記載されている条件内であれば返金に対応」と案内されています。
「とりあえず連休を乗り切れるか試したい」という場合は、Liteプラン(月契約)から始める形になります。Liteは中国本土で使う前提のプランで、同時に接続できるのは2台までです。

※日本人スタッフによる日本語サポートあり/まずはLiteプラン(月契約)からお試しいただけます
申し込みから接続までの流れは、画面の順番どおりに図解した次のページにまとめています。

連休中にVPNが繋がらなくなったら?「待つ」か「切り替える」かの決め方
準備をしていても、繋がらない日はあります。そのときに一番もったいないのは、何となくアプリを開いたり閉じたりして時間が過ぎていくことです。
管理人なら、次の順番で判断します。
Wi-Fiとモバイル回線を切り替える。アプリを一度閉じて開き直す。サーバー(接続先)を変えてみる。
WeChatPayやAlipayの支払いは、VPNを切った方が通ることがあります。レジ前ならVPNをオフにしてから試してください。
仕事の連絡・家族との連絡・地図などで今すぐ必要なら、予備の手段(2本目のVPN)に切り替える。急ぎでなければ、数時間おいて様子を見る。
端末の設定で直るケースも意外と多いので、手順どおりに見直す。
決済まわりのトラブルはWeChatPay・Alipayで支払えないときの原因別の対処に、UCSSを使っていて繋がらない場合はそれでも繋がらないときの対処法まとめに、それぞれ詳しくまとめています。
ここで一つ疑問が浮かびますよね。「STEP3で切り替える先がない人はどうすればいいのか」。答えはシンプルで、待つしかありません。
その「待つしかない」状態を避けたい人のために、次の章があります。

VPNを「2本持つ」という考え方
連休前の準備として、管理人が一番すすめたいのがこれです。VPNを1本だけで生活していると、そのVPNが繋がらない間は、LINEやGoogleなどVPNが必要なサービスがまとめて使えなくなります。2本目があれば、止まったほうを待つ間も、もう片方で連絡や地図を使える可能性が残ります。
ちょっと、頭の中を整理してみましょう。保険として意味があるのは「片方が止まったときに、もう片方が止まっていない」状態です。
そのため、2本目はできるだけメインとは別の会社のサービスから選ぶのが基本になります。同じサービスを2つ契約しても、止まるときは一緒に止まる可能性が高いからです。
他社VPNをメインで使っている人:UCSSを「追加」する
今のVPNに大きな不満がないなら、無理に乗り換える必要はありません。連休のように「止まると困る期間」だけ、UCSSを2本目として足すという選び方があります。
この使い方なら、Liteプラン(月契約)で1ヶ月だけ持つ形でも成り立ちます。普段は今のVPN、繋がらないときだけUCSSに切り替える。連休が終わったあとも続けるかどうかは、そのとき決めれば十分です。1ヶ月でやめる場合は、更新日の前にマイページから自動更新を止めておきます。
いまのVPNが連休中に使えなくなった場合の乗り換え先を探している人は、LetsVPNが中国で使えなくなった件をまとめた次の記事も参考になると思います。

UCSSをメインで使っている人:予備を1本持つ
逆に、UCSSをメインにしている人が予備を持つなら、UCSS以外から選んでください。目的は「止まったときの分散」なので、同じUCSSを2つにしても意味がありません。
予備は、あくまで「メインが止まったときだけ使う」ものです。そう割り切るなら、料金の安さや、無料体験の有無、返金の条件で選ぶのも合理的だと管理人は考えます。ここは正直に言って、UCSSよりも他社のほうが有利な部分です。
2本目も「入れて・繋いで」おかないと保険にならない
2本目を契約しただけで安心してしまうのは、よくある失敗です。いざ使おうとしたらアプリが入っていない、ログイン情報が分からない、では1本目と同じところで止まります。
2本目についても、チェックリストの①〜④をもう一度通しておいてください。「2本とも、日本で一度つないだことがある」状態で出発できれば、準備としては十分です。
UCSSの弱点と、向いていない人
ここまでUCSSの名前を何度か出してきたので、弱点もまとめて書いておきます。良いところだけを書いた記事は信用できないと、管理人自身が読者の立場でいつも感じているからです。
| 項目 | UCSS | 他社が有利なケース |
|---|---|---|
| 料金 | 格安VPNより高め | 月額の安さを最優先するなら他社 |
| お試し | 無料お試しなし(返金は利用規約の条件内で対応) | 無料体験や、条件の緩い返金保証があるサービスもある |
| 通信量 | Standard以上は月ごとに上限あり(Liteは200GBを超えると速度制限) | 動画を大量に見るなら、プランの選び方に注意 |
料金の高さは、見方を変えると「連休中に連絡や決済の手段が止まらないための保険料」と捉えることもできます。ただ、それを高いと感じるかどうかは人によります。
UCSSが向いていない人

- 費用をできるだけ抑えたい人(学生・短期の旅行者など)
- 連休中の数日だけで、VPNがなくても大きく困らない人
- 契約する前に、無料で使い心地を確かめたい人
- 中国以外の国でも同じプランで使いたい人(Liteは中国本土で使う前提のプランです)
逆に、家族との連絡や仕事の連絡が連休中も途切れると困る人、日本語で問い合わせできる窓口がほしい人には、候補に入れる価値があると思います。どちらに当てはまるかは、読んでいるあなたが一番よく分かっているはずです。
よくある質問
- 中国に着いてからでも、VPNの申し込みはできますか?
-
できる場合があります。
中国からは、アドレスバーに undercurrentss.biz/jp/ と直接入力すると、公式サイトを開ける場合があります。ただ、中国の回線からこの入口で申し込みまで進めるかは、管理人は実機で確かめられていません。
ただ、分からないことが出てきたときに日本ならすぐネットで調べられるので、できれば日本にいるうちに申し込みと設定まで済ませておくのがおすすめです。 - 国慶節の時期は、VPNの規制が強まるのですか?
-
そうした話はネットでよく見かけます。2019年の建国70周年の前には、国外サイトにつながりにくくなったという報道もありました。
ただ、毎年の国慶節に決まって規制が強まることを裏付ける政府発表やデータは、管理人は確認できていません。
それでも、VPNは利用者が何も変えていなくても繋がりにくくなることがあるので、連休前の準備は無駄にはならないと考えています。 - 一時帰国して日本にいる間も、VPNは必要ですか?
-
日本にいる間は、LINEやGoogleを使うためにVPNは必要ありません。気をつけたいのは中国に戻るときです。戻る前に、有効期限とアプリの更新(チェックリストの⑤⑥)を日本で済ませておきましょう。
- 家族の分のスマホもつなげますか?
-
同時に接続できる台数はプランによって違います。UCSSのLiteプランは2台までです。家族全員の端末をつなぐ予定なら、台数が足りるかを出発前に確かめてください。
- 設定が難しそうで不安です。
-
UCSSは、公式アプリに契約時のメールアドレスとパスワードでログインして使う形です。スマホなら画面つきのAndroid設定ガイドやiPhone版の手順を見ながら進めれば、初めてでも迷いにくいと思います。
出発前に、もう一度チェックリストを

連休中のネットの不安は、ほとんどが「出発前にやっておけばよかった」の形でやってきます。逆に言えば、日本にいる数日のうちに手を打てることがほとんどです。
もう一度だけ、7項目を見返してみてください。アプリを入れて、日本で一度つないで、ログイン情報とブックマークを持っていく。この3つが終わっていれば、現地で慌てる場面はだいぶ減るはずです。
まだVPNを決めていない人、予備の2本目を探している人は、下から料金とプランを確認できます。申し込む前に流れを見ておきたい人は、申し込みから設定までの流れをまとめたページを先にどうぞ。
※日本人スタッフによる日本語サポートあり/まずはLiteプラン(月契約)からお試しいただけます
良い連休になりますように。











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